誘惑

18禁イラスト&SS
誘惑

「何ためらってるの?」
彼は自分の両乳首に付けたピアスを繋ぐチェーンを弄びながら言った。
「ぼくを好きにしていいって言ってるのに。ぼくはあなたの言うこと、何でも聞くよ。」
そうなのだ。主導権は俺にあるはずなのだ。
「ぼくに命令してくれないの?」
彼は俺の椅子の前にしゃがみ込んだ。
股間の膨らみを見せ付けるようにわざと足を開いている。
チェーンがちゃりちゃりと音を立てる。重いチェーンに引っ張られた乳首はピアス穴が
引き伸ばされて、千切れそうなほどだ。
「・・・それ、痛くないのか・・・?」
我ながら間抜けな質問だった。
彼は一瞬きょとんとして俺を見たが、すぐに含みのある微笑みを浮かべて言った。
「痛いよ。ずうっと痛いんだ。その為にあけたんだから。」
それから開いている太股をさらに広げて見せる。
「ここ以外にもあけてるんだよ。見たい?」
俺の喉がぐびりと鳴った。
「さあ、ぼくに命令して。」
きっと俺は彼に言われるままに命令をするだろう。
彼が望むままの痛みを与えるだろう。
捕らえられた哀れな奴隷は自分の方なのだと俺はやっと気付いた。

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