「だいぶ緩くなったな」
男はそう言いながら青年の直腸を無遠慮に指で掻き回す。
太い二本の指に括約筋を広げられ、奥の一点を蹂躪されてうめく青年は、ビニール皮革の
貼られた固いベッドに仰向けに寝かされていた。
青年は両手両足を頭の方向へ引っ張られたまま縛られており、そのために彼の性器はすべ
て男の眼前にさらけ出されている。

度重なる浣腸で腫れた肛門は確かに緩まっており、男の指を苦も無く根元まで飲み込んで ぐちゅぐちゅと卑猥な音を立てていた。 「・・・・・ぅ・・・んっ」 指の付け根まで押し込んでは何かを探るような指付きで奥を叩かれ、青年が不自由な身を 捩って喘ぐ。 「ケツでヨがれるようになってきたじゃないか。この辺が感じるんだろう?」 「うぁっあ・・・あぅぅん・・・っ」 男が人差し指と中指で腸壁の向こうにある前立腺をぐいぐいと押すと、青年は掠れた甘声 を上げながら、水から揚げられた魚のように身体を震わせる。 縄で引かれて浮いた腰を会陰をひくひくさせながら左右に振るその姿は、さながらボタン を押すと踊る子供の玩具のようでもあった。 「これから、もっといいことを教えてやる。」 男の目が歪な微笑みを浮かべている。 残酷な光を湛えたその視線に、青年は紅潮した顔を恐怖に引き攣らせる。 男は最初に彼を犯した時も、逃げ出そうとしたお仕置きに陰嚢に重りを下げて散々いたぶっ た時も、そして先ほど四度もの連続浣腸をした時も、同じように笑みを浮かべていたから だ。 「やめてください・・・・」 今日、何度目かの涙を滲ませながら、青年は懇願した。 「やめる?何をされるか判らないうちにそんなことを言うなよ。それとも、何をされるの か分かるのか?」 「・・・・・・わかりません」 実際、何が起きるのか、彼には想像も付かなかった。 僅か一日の間に彼の身に起きたことは、どれもこれも彼の理解の範疇を越えていたのだか ら。 「教えてやろうか?」 目の前で怯える哀れな獲物に嗜虐心を掻き立てられたのか、男の声に愉悦が混ざる。 「お前のケツ穴に、俺の拳を突っ込む。フィストファックってやつさ」 「む・・・っ・・・無理ですっ!そんなの、絶対に・・・っ」 悲痛な訴えはぎゃっという悲鳴で中断された。 男が青年の睾丸を強く握ったのだ。 「無理かどうかは、俺が決める。俺がフィストだと言ったら、お前はケツ穴を広げて受け 入れるだけだ」 ああ、と青年が溜め息のような声を漏らした。 この男は、本気なのだ。 男は右手に黒いゴムの手袋をはめると、そこにどろどろのローションをふりかけた。 ゴムがぬらりと光り、男が拳を握ったり開いたりするたびに粘質の音を立てる。 「嬉しいだろう?チンポなんかの比じゃないぜ、フィストは」 男の手は大きい。 その手がゆっくりと指を開いたりぐっと拳を握ったりしている。 まるで凶器のように固い拳。 男の手は何度も人を殴ったせいで拳が平らに潰れており、妙に尖った印象を与える。 あんなもので肛門を抉られたら、と考えただけで、青年はぶるりと震えた。 肛門が裂けて、今度こそ本当に死ぬのかも知れない。 「ゆっくり息を吐け。怪我したくなきゃ、力を抜けよ」 ゴム手袋が青年の尻の谷間を何度も撫でる。 会陰を扱くように肛門の側から陰嚢へ向ってさすり、かと思うと腫れて少し飛び出したピ ンクの内壁を焦らすように指先で丸くなぞる指先。 激しい愛撫に慣らされた青年の身体は即座に反応し、甘い疼きが恥骨の中で弾け、下腹が だくだくと波打つ。 「ふぁあぁ・・・・あ・あぁあぁぅ・・・んっ」 切ない声を喉から絞り出し、青年の尻がうねる。 触れられていない陰茎が固さを取り戻し、乳首までがつんと勃って天を突く。 ぬるり、といきなり三本の指が進入してきた。 人差し指、中指、薬指が指の根元まで突き込まれては軽く引き出す動作を繰り返す。 「三本程度は軽々だろう?次は四本だ」 さらに小指が増やされる。 「ぁあっ!」 柔軟性に乏しい男の手が狭い出口を縦に引き延ばし、一気に痛みと圧迫感が増す。 「ケツの力を抜け。まだまだこれからだ。それに痛みだけじゃないんだろう?」 男はそう言って四本の指の付け根まで入れた手を左右に軽く回転させた。 「あっ!ぁあああぁんっ!」 青年の開かれた膝ががくがくと震え、臍の上に乗っているペニスまでが会陰の収縮に合わ せて下腹を打つ。 「そんなに気持ちイイのか。そーら、五本目を入れるぞ」 一度指が途中まで抜かれ、五本目の指と共に進入を開始する。 「ぃいいいぃいいいっ・・・ひっ・・・ひぃいっ!」 肛門を限界まで引き伸ばされる痛みに、青年の息までが引き攣れる。 手は四本指の付け根まで一定の速度で進んだが、さすがに拳に引っかかって止まった。 「一番太いところが通るぞ。裂けるかどうかはお前次第だ」 「ぎゃぁああああああああっ!!」 肛門を太く固い杭で串刺しにされたような激痛に、青年は悲鳴を上げた。 「ははは。ケツ穴が引き伸ばされてスゴいことになってるぞ。なんだ、血は出てないな、 随分と頑張るじゃないか」 「うぅあっ!ぎぃいいいぃいっ!」 男が微妙に手の角度を変えるだけで下半身が裂けるような激しい痛みが青年を襲い、彼は 涙と唾液を撒き散らしながら痙攣する。 だが、無慈悲な男の手は止まるわけも無く、とうとう手首までが青年の肛門に埋没した。 吹き出す汗で陶器のように光る青年の身体を満足そうに眺めながら、男が腕を揺する。 もはや男の腕と一体化した青年は、意味不明の叫びを上げながら痛みと恐怖に縮こまった 睾丸と肉棒を震わせた。 「さてと、ここまでが準備。これからが本当のフィストファックだ」 あまりの痛みに気を失いそうな青年は、自分の身に起きていることを直腸で感じた。 「ぅぅうぅぁああぁあああああああああああっ!!」 男が青年の尻の中で、拳を握ったのだ。 一気に体積を増した異物の圧迫感に、青年の目が大きく見開かれる。 「お楽しみはここからだ。俺の拳をしっかり味わえよ」 「ぁあひぃぃいいいぁあああああああああっ」 男がゆっくりパンチを繰り出すように腕を押し込んだ途端、その尖った拳が青年の前立腺 を抉り、彼に今まで味わったことの無い激しい感覚を与えた。 「ぃいぁあぁ!!んぁああぁああああああっ」 男の腕が1cm進むたびに、押し出されるように精液がびゅっびゅっと筒先から吐き出され、 青年の獣の咆哮にも似た雄叫びが狭い室内に響き渡る。 「こうされると、お前の意志とは無関係にイっちまうのさ。そら、拳でピストンされると、 ザーメンが吹き出すだろう?」 もはや男の言葉は青年の耳には届いていなかった。 腸内を掻き回す男の拳だけが、青年の全てだった。 拳がGスポットを叩き、性器を内臓から震わせ、吐精を強要する。 拳の加減一つで何度も達しながら、青年の意識は闇の中に落ちていった。 |
(絵師コメント) 人物の陰になってしまって良く見えないのですが、 この絵で一番大変だったのは 実は「バケツの取っ手」です。(笑) 固く縮こまったキンタマの表現をしたかったけど、 なんだかイマイチうまく行かなかった・・・。(-_-; 今後の課題ッス。 |

