獣姦

(犬無しバージョン)

男に連れられて入ってきたのは、四つん這いにされた俺とほとんど変わらないほど大きな
黒い牡犬だった。
筋肉質の身体と、生臭い息を吐くたびに見え隠れする黄ばんだ牙と赤く長い舌、それに明
らかに欲情した獣の眼が、俺を恐怖に凍りつかせる。
「許してください」
俺の声は泣き出さんばかりに震えていた。
「バカ犬が情けない声で吼えてるな」
男の嘲りも、勝ち誇ったようなどす黒い笑みも、普段の俺ならすぐにでもキレるであろう
不快さだが、今はひたすら我慢するしかない。
「他のことなら何でもしますから、どうか許してください・・・!」
四つん這いで男と犬に尻を突き出した姿勢のまま、首だけ後ろにひねって懇願する様は、
あまりにも惨めで涙が零れそうだ。
「もし噛まれたら、」
「うるさいな。無駄吠えするなら躾のやり直しをするぞ」
「躾」と言われて、俺は中途半端に言葉を飲み込むしかなかった。
全裸にされ、鎖に繋がれ、何も出なくなるまで洗腸され、腫れ上がった肛門を三人の男に
輪姦され、挙句の果てに直腸にバイブを挿入されたままオナホールで激しくしごかれて連
続絶頂を強要された、あの地獄の調教を思い出したからだ。
「股を開け。思い切りだ」
俺は叫びたいほどの恐怖を必死で飲み込み、両足を大きく開いた。
ただでさえこの姿勢では肛門が剥き出しになるというのに、その上足を広げると陰茎がぶ
らりと垂れ下がって、どうしようもなく無防備な姿になる。
何度も犯されて緩んだ肛門からとろりとローションが流れ出し、縮み上がった陰茎を伝っ
てコンクリートを濡らす。
「尻を振って見せろ。交尾してもらえるように、挑発するんだ」
男に言われたとおりに、不自由な姿勢で腰をゆらゆらと振る。
ハアハアという犬の息遣いがどんどん近づいてきて、ぬるい空気の気配が肛門の周りの敏
感な皮膚をヒリヒリさせる。
犬が、犬が、近づいてくる!
「ひっい・・・・っ!」
恐怖と緊張でガチガチに強張った会陰にベチャリと舌が押し付けられた瞬間、えも言われ
ぬ感覚が俺を襲った。
暖かく柔らかな舌の表面には無数の突起があり、それが会陰を舐め回すたびに甘痒い痺れ
が股間を覆うのだ。
「ぁっ、あ、はっ・・・あっ」
犬の舌は慣れたように勃起で固くなった会陰を往復し、縮み上がった陰嚢を包み込みなが
ら転がし、肛門の皺を全部伸ばすように舐め上げる。
クチャクチャと卑猥な音を立てて陰部の隅の隅まで舐められると、尾てい骨から陰茎の先
に向かって、快感の火花がパチパチ爆ぜるようだ。
「あ、し、舌、入っ・・・っ!」
緩んだ肛門を割って、滑らかな舌が入り込む。
「んぅーーーっ!」
指や陰茎やシリコンのバイブで責め立てられるのとは全く違う、柔らかくそれでいて質量
のある肉の塊に犯され、慣らされてしまった俺の尻の中に熱く滾るモノが沸き立つ。
犬の舌が素早いピストンを繰り返しながら、感じやすいそこかしこを激しく突くのだ。
「んん!ぅん!んぅ!うっん!」
恥骨の辺りがムズムズし、俺は下腹部を震わせながら堪え切れない声を漏らした。
舌が・・・・奥まで入って・・・っ
そこ、押さないでっ
あああっ!


「よーし、そろそろいいだろう」
唐突に舌が抜かれると、俺の肛門はまだ開いているらしく、ひやりとした空気が腸壁を撫
でた。
「ヒクついて誘っていやがる。いやらしい尻だな」
絶頂のほんの手前で放置された身体が火照り、なだめようとしても勝手に尻の奥がヒクン
と波打ってしまう。
俺は犬の舌でイキそうになったんだと思ったら、惨めさと一緒に倒錯した興奮がじわりと
湧き上がってくる。
俺は、俺は、犬の舌を挿入されて、こんなに・・・。
自分のあさましさにうなだれた俺は、目の端に映ったモノに息を呑んだ。

背後の犬の勃起は、大型犬に相応しく太くて長かった。
毛の鞘から出た抜き身は真っ赤で、人間のとは違って亀頭の膨らみはなく、先端は滑らか
に尖っている。
それはすでにダラダラと射精して濡れそぼり、形状とも相まって、凶器としか見えない。
あんなモノで衝かれたら、俺の身体はどうなってしまうんだ!?

「たっぷり注ぎ込んでもらえ」
「待っ・・・!」
その言葉を合図に、犬が背中にのしかかって俺の中に侵入を開始する。
無駄と知りながら肛門を引き締めてみたが、ザーメンで濡れた先細りの陰茎はズルリと俺
を串刺しにする。
「んんう!」
熱い肉に満たされ、押し出されるように息を吐く俺。
犬が前足で俺の腰を抱え込み、まるで雌犬と交尾するような格好で人間相手では考えられ
ないほど素早いピストンを始める。
・・・な・・・なんだ、これ!?
極太の肉が腸内を埋め尽くして、腸壁がキチキチに拡張されて引き攣れて、そこに大量の
液体の圧がどんどん高まって!
「犬はな、最初から最後まで射精し続けるんだ。すごい量だぞ。尻いっぱいに飲めよ」
まるで熱い液体で浣腸されながら、バイブ付きのバルーンでピストンされているような、
あまりにも激しい快感が尻を支配する。
さらには陰茎骨が前立腺をコリコリと押し上げ、俺は人間に犯されるのとは全く違う種類
の悦びに吼えた。
「ああーーーーっ!!あっあ!あーーーっ!」
俺は背骨が軋むほど身体を反らし、大股広げて犬の陰茎を尻の奥深くまで咥え込む。
際限なく溢れ出すザーメンが腸内を満たし、ますます拡張感を高める。
ああ・・・っ・・・熱いモノで尻ん中、いっぱいになってる・・・!
ああーーっ!ソコ、そんな、強く突かないでくれっ!
そんなされたら、俺・・・!


「ずいぶんと具合が良さそうじゃないか。気に入ったか?」
男の言葉は俺に向けられたものなのだろうか、それとも犬だろうか。
男が俺たちの結合部をしげしげと覗き込んでいる。
「そうか、気に入ったか。ここから本番だな」
男が何を言っているのか考えようとしたが、俺は新たな快感に翻弄されて思考中断してし
まった。
ピストンのたびに肛門に当たる陰茎の根元が、どんどん太くなってきているのだ。
それがドスンドスンと括約筋を振動させ、そのたびに内臓を揺り動かされるくすぐったい
ような甘やかな感覚が陰部に広がる。
あ、ス、スゴ・・・いっ
突っ込まれたまま・・・尻を拳で殴られてるみたいだ・・・!
はぁっ、あはっ・・・あんっ・・・
あっ、あ・・・あっ・・・・!!!!

ズドン!と大きな固い塊が俺の中にめり込み、犬が動きを緩めた。
それが何かを知る間もなく、塊はどんどん膨らみ続け・・・

「よかったな。しっかり結合してもらえたじゃないか」
今や陰茎の根元の瘤は拳のように膨れ上がり、抜くことは不可能だった。
「こいつはこのまま30分以上は射精し続ける。楽しめよ」
「はっ・・・あぅ・・・苦し・・・ぃっ」
「だろうな。これに耐えられたらフィストも楽しめるようになる」
男が側の椅子に腰をおろし、煙草を吹かし始めた。
俺の本当の地獄は、ここから始まったのだ。

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