| この時期仕方が無いとは言え、こう残業ばかりでは正直、気が滅入る。 君は立体駐車場の薄暗い灯りの中、凝ってすっかり重くなった肩を揉みながらエレベ ーターを待っていた。 今日こそは早く帰れるはずだったのに、8時を過ぎてから客のトラブル連絡が入り、 結局いつも通り会社の戸締まりをして出るはめになってしまった。 部下の斉藤が気を使ってか付き合ってくれていたものの、12時を回った頃には残す ところドキュメント整理だけになったので、君一人でさらに1時間、眠い目をこすり こすりの作業を続けたのだった。 古びたエレベーターの遅さに悪態をつきながら、君はボタンを二度三度と押してみる。 危なっかしいほどの音を立て、最上階で待機していたエレベーターがゆっくりと降り てくる。 静かだ。オフィス街の通りは静まり返り、他には何の物音もしない。 ガタン、とエレベーターが止まり、のろのろと扉が開く。 乗り込もうとした君はエレベーター内の光景に唖然として立ち尽くした。 「・・・・・・斉藤・・・・・・」 そこに倒れていたのは、1時間以上前に帰った筈の部下だった。 ガムテープで後ろ手に縛られ、さらに口をも塞がれている。 乱れた着衣の下半身は完全に剥ぎ取られ、力無く投げ出された両足には靴下以外何も 付けていない。 さらに全身至る所にこびり付いた白濁液が、彼に何が起ったのかを如実に物語ってい た。 レイプだ。 彼は男にレイプされたのだ。 しかも、彼自身が吐精したと思われる精液が、鈴口から零れ出ている。 彼は見知らぬ男に犯され、自らも達したのだ。 「斉藤・・・・・・」 君は固い唾を飲み込み、もう一度呼んだ。 涙と精液に汚れた瞼がぴくりと動き、ゆっくりと開く。 焦点の合わない瞳がゆるゆると見上げ、君を見付けて涙に歪んだ。 |
(絵師コメント) 夜中まで残業してると、こーゆー妄想に 取り憑かれたりしません?(#^-^#) わたくしはしょっちゅうでございます。(笑) 「お先~(^-^)ノ」と帰る同僚を笑顔で見送りながら その同僚をこんなオカヅに変換する。 鬼と呼びたくば呼べ。(謎) |




