一昨日から体調が悪くて、今日も朝から体がダルい。
ゆっくり休みたいけれど、借金で縛られている以上はここに来ないわけにはいけなかった。
俺さえ我慢すれば、家族みんなが平和に暮らせるんだから。
でも正直、この体調でケツを掘られるのは辛い。
唯一の救いは、憎たらしいほどの豪邸が、まだ寒いこの季節に全裸でいても苦にならない
ほど暖かいことくらいか。
いつも通りに服を脱いで男の前に立ちながら、俺はそんなことを考えていた。
目の前にいるのが、俺の親が借金している相手。
俺みたいなのをいたぶるのが大好きで、自分が勃たないかわりに張り型やらバルーンやら
とにかくありとあらゆる玩具で犯す男。
初めてここに来た日、この居間で器具に犯されたことは、きっと一生忘れられない傷になっ
て俺を苛むだろう。
あの日は俺と同じように借金のカタに連れてこられたヤツが何人もいて、俺はそいつらに
押え付けられて尻を真上に向けて大股を広げさせられた。
いわゆる「まんぐり返し」ってヤツ。
男はベトベトする液体を俺の尻にたっぷりとふりかけ、ゴム手袋をした右手の指で散々中
を掻き回し、俺の尻の中にある俺も知らなかった性感帯を見つけ出し・・・
ここから先は思い出したくない。
俺はその時点でここに来てしまったことを悔やみ、恨み、涙さえ零してしまいそうだった。
それでも泣き出さなかったのは、親ためと、俺自身のちっぽけなプライドのためだ。
散々指でこね回されてガマン汁を吐き出し、そんな風に身体が俺を裏切り続けても、声を
噛み殺す。
この男は、俺のそういう必死の忍耐を突き崩すのを楽しんでいたのだ。
あんなグロテスクな・・・プラスチックの塊で犯すなんて。
激しいピストンは、俺が泣き叫んでも終わらなかった。
男は側にいた連中に、フェラしてやれと命令した。
尻を掻き回されて悲鳴を上げている俺に跨る格好で一人が膝立ちになり、汁をとろとろ零
すチンポをしゃぶる。
喉の奥まで含んで、舌を絡ませながら吸引された。
酷く犯されているというのにフェラの快感はスゴくて、俺は、俺は・・・
自分自身を、許せない。
強姦に屈して、イってしまった俺を、許せない。
「相変わらず無愛想だね、悦郎は」
俺は自然と不機嫌になる表情を取り繕わないから、当然だろう。
「今日は何をして遊ぼうか?」
品の無いニヤニヤ笑いを浮かべて、ソファーにふんぞり返った男が俺たちを交互に見る。
俺たちと言ったが、今日呼ばれたのは俺ともう一人だけだ。
男の最近のお気に入りで、ハーフらしい色白で金髪のヤツ。
小柄で細身だが、筋肉の盛り上がりはさすがに白人っぽい。
ハーフ特有のキツすぎない甘いマスクに憂いを浮かべた、おとなしそうな男。
話をしたことは無いから、外見以外のことは知らない。
「先週ジェフにバックから突いてもらった時には、あんなに可愛い声で鳴いたのにね」
俺は奥歯を噛み締めて、怒りを抑える。
先週もその前も、その前の前もここのところずっと、今俺の横に立っているジェフに犯さ
れていた。
カリ高で柔らかめのチンポがケツに詰められるのは玩具よりはずっとマシだったが、キツ
いことに変りは無いし、第一見知らぬ男に犯されるなんて惨め過ぎる。
「四つん這いでお尻を振ってヨがって、私がチンチンしごいてあげたら、ヒィヒィ言って
射精したよね」
顔に血が昇るのが、はっきりと分かった。
「気持ちよかったかい?」
あからさまな侮蔑の視線に射られ、俺は悔しさで叫び出してしまいそうになるのを堪える
のに必死だった。
「顔が赤いよ、悦郎。ああ、気持ちよかったのを思い出したのか。じゃあ、今日もジェフ
にハメてもらうといい。そうだな・・・騎乗位でも試すか?」
毎度のことだが、キレそうになる。
言葉で辱められ、体を玩具にされ、今日みたいに体調の悪い日だってこいつの歪んだ性欲
のはけ口にされるために、素っ裸で立ったまま卑猥な言葉を聞かなきゃいけない。
挙句の果てに、今日も犯されるんだ・・・。
そう思って煮え繰り返る怒りを押し殺していた俺は、突然口を開いたジェフに驚くことに
なる。
「今日は・・・彼に入れたくないです」
ジェフの言葉に一番驚いたのは、俺だったかもしれない。
男に逆らったらどうなるのかを知っているなら、そんな恐ろしいセリフは逆さに振られたっ
て吐くべきじゃないから。
「ほぉ。なんでかね?」
従順だったジェフの反逆に、男も苛立ってるようだ。当然だろう。
「彼は、具合が悪いのだと思います・・・。だから、無茶をしないであげてください」
これには、俺も男も驚いた。
俺の体調が悪いってことにジェフが気付いていたこと、それより何より、この状況で俺の
ために男に意見したってことに驚愕して、考えが全然まとまらない。
俺はバカみたいにぽかんと口を開けて、ジェフを見る。
男も同じようにあっけに取られていたが、すぐに何か思いついたようで、いつもの下品な
笑顔に戻った。
「なるほど。素晴らしい思いやりだが、私は意見を曲げるつもりはない。だが、君に敬意
を表することにしよう」
男がサイドボードから取り出したのは、奇妙な張り型だった。
男根を模して作られているのはいつも通りなのだが、異様に長くて両端が同じ形をしてい
るのだ。
尻尾の無い、両側に頭の付いた蛇のようなと言えば、分かるだろうか。とにかくそんな物
だった。
「君のモノを、悦郎に入れさせるのはやめる。代わりにこれを使おう。反対側はジェフ、
君が受け入れるんだ。私に逆らった罰だよ」
ジェフの顔色がさっと青褪めたが、これ以上は無駄と悟ったのか「はい」と返事した。
ヘンな話、入れられることに慣れている俺に比べて、経験の少ない彼にとっては恐ろしい
大きさだろうに。
ジェフが勝手に言ったこととは言え元々俺を気遣っての発言が招いた結果に、自分のこと
で精一杯だった俺の中にも申し訳ない気持ちが湧いてくる。
それも男が「自分の指で慣らして広げろ」と、俺たちの手にローションを振りかけるまで
だったけれど。
ぬめぬめの指を二本、自分の尻に押し込む。
男に開発された肛門は、これくらいなら楽に飲み込むことができるのが情けない。
1cm進むごとに圧力を増す腸内にゆっくりと指を押し進め、根元まで咥え込む。
そこでゆっくりと指を回して馴染ませて、さらにもう一本。
最初は違和感があるけど、じきに慣れる。
慣れたら今度は指ピストン。
根元までぐっと押し込むと、指先がちょうど俺の「イイところ」に当たる。
そこを中心にして指をグリグリすると、悔しいけどスゲぇ感じるんだ。
「ふぅ・・・んっ・・・んぅ・・っ」
鼻腔が広がって、熱い息と甘い声が漏れてしまう。
手首をひねるごとに、イく直前みたいな快感がずうんと腰の真ん中からせり上がる。
「悦郎の方は、だいぶ出来上がったようだね。どれ・・・」
男が「確認」のために立ち上がったので、俺は指を抜いていつものように犬の「伏せ」の
ポーズで、尻だけ高く上げた。
男の指が入り口付近を撫で、それからずぶりと差し込まれる。
「んうぅ・・・!」
俺の身体を知り尽くしている男は、指を深く突き立てて前立腺をめくり上げるように押し
た。
「んふぅ・・あっ・・・ヤ・・・っ」
ぴくん、ぴくんと下腹が痙攣し、カチカチになったチンポが上下に揺れる。
イきそうでイけない、全身に震えがくるほどの快感。
「悦郎は本当に尻を犯されるのが好きなんだな。そぉら、自分で尻を振ってみせろ」
男に命令されて尻を振る惨めさも、こんなコトをされてるんだって思うと興奮の理由になっ
てしまう。
「はぁ・・あぁ・・・ぁ・・・」
「ジェフ、お前はどうだ?悦郎はもう、早くハメて欲しくてチンチンから涙を流してるぞ」
「ひ・いっ!」
ぐるっと指を回してから抜かれ、俺は情けない悲鳴を上げて硬直する。
男は続いてジェフにも同じ姿勢を取らせ、同じように穴を吟味した。
「・・・ぅ・う・・ぅ・・・」
ジェフは最初苦しそうにしていたが、男の指技が的確に性感帯を突くのだろう、次第に吐
息に甘い響きが混じる。
俺のよりピンクっぽいチンポがピンと張り、小さな雫を滲ませながら股間で揺れていた。
「二人とも準備が出来たようだな」
俺たちは向かい合って座り、足を広げる。
ジェフの充血した穴が視界に飛び込んできて、きっと俺の尻もあんな風に「性器」にされ
れてしまったんだと想像する。
ジェフの方は、俺を見ないようにしているのか、横を向いていた。
「悦郎、君からだ」
男から手渡されたローションまみれの張り型を、穴に押し当てる。
わりと固い材質でできたそれは入れるのにコツがいるけど、逆に角度さえ間違わなければ
入れやすい。
「・・・ふん・・っ」
ずぷんっと膨らんだ先端が飲み込まれ、俺の括約筋を震わせる。
何度経験しても、この瞬間が一番緊張する。
「ふぅぅ・・ぅ・・・」
ゆっくり息を吐きながら奥へ奥へと押し込むと、内壁がこすられてぞわぞわと全身が粟立っ
た。
半分はこれくらいだろうか。
どこまで入れればいいか、分からない。
「ヘビが穴から顔を出しているみたいだな。こうやって動かせば・・・」
「あああっ!ひぃああっ・・ぁあああっ!」
いきなり男が張り型を掴んでグルグルと動かし、俺は大股広げて悲鳴を上げる。
「ははは、生きてるヘビみたいだ。なんだ悦郎、お前はこんなコトでも感じるのか?」
「あぁ!そんな、ぁ・・動かさないでっ!いっひぃ・・ぁあ・・っ!」
俺の尻の中でヘビが暴れている、そんなことをホンキで考えてしまうほどの感覚だった。
漏れる!漏らしてしまう!
「さあジェフ、お前の番だ」
「うふぅ・・っ」
男が張り型の先端をくいっと持ち上げたので、俺はまたいやらしい声で鳴いた。
「・・・はい」
ジェフが俺の方ににじり寄り、足を広げて俺に直結している張り型に穴を向ける。
張り型には手を触れずに両手で自分の尻たぶを広げると、男がそこにヘビの頭を当てた。
「くううぅ・・っ」
「うぅあ!!」
ズボッと勢い良く張り型がジェフの方向に移動し、俺は内臓を引き摺られる快感に、ジェ
フは括約筋を貫かれる苦痛に悲鳴を上げる。
「自分で尻を動かして、穴いっぱいに頬張るんだ」
「ぁ、は、はぃ・・・っ」
しかしジェフの穴はキツいらしく、なかなか思うようには入らない。
今は男が張り型の中央部分を握っているからいいけれど、もし手を離されたらジェフの腸
の圧力に押し戻されたこれが、俺の方に逆流してくるんじゃないのか?
「さっさとしないか。でないとチンチンをカテーテルで串刺しにするぞ」
「・・・!」
あれは俺も一度やられたことがあるが、本当に辛い。
何度も素早く出し入れされるとチンポの内側が焼けるみたいになって、ヒィヒィ泣き叫ぶ
しかないのだ。
意を決したジェフが、尻をこちら側に大きくスライドさせた。
「ぐぅぅぁぁあぁあぁ・・・・っ」
押し殺した悲鳴が、ジェフの感じている感覚を何よりも伝えている。
慣れない尻に奥までモノを詰められるのは、きっと苦しいだろう・・・。
やがて張り型は男の握っている部分を残して、二人の尻の中に消えた。
「ぁぐ・・ぅっ」
「うぅ・ぅ・・」
「どうした、もっと楽しみなさい」
うめき声を上げながら耐える俺たちを眺めていた男が、愉快そうに張り型をガクガク揺さ
ぶる。
「ぁああぁああああっ!」
「ひぎぃ!ぐぁっ!ぁあああ!」
尻の中で暴れるヘビに前立腺を叩かれ、俺もジェフもたまらず叫んだ。
俺のチンポは性感帯を内側から抉られる悦びに反応して、もうトロトロに汁を吐き出して
いる。
「お前も尻で感じるんだな、ジェフ。チンチンが固くなったぞ」
男は張り型をくるりと半回転させ、それから手を離した。
「んぐぅっ」
途端にジェフに押し出された分が俺の方に入り込み、俺は必死で尻を締めて押し返す。
「二人とも、もっと尻をくっつけて。腰を振るんだ」
ジェフは動けそうにないらしく、俺が腰を浮かせてジェフ側に寄る。
ローションにまみれた暖かい尻肉が、ぺたりと貼り付いた。
相変わらず張り型がめちゃめちゃ押し込まれてくる。
少しでも油断すると、危険な位置まで入ってしまいそうで恐ろしい。
俺はそおっと尻を左右に振ってみた。
「ぁああ・・・っ」
「・・・っっっ!」
快感でぷっくりと膨れたお互いの会陰がこすれ合い、俺は思わず甘声を漏らし、ジェフも
引き攣ったように息を吸い上げる。
しかも尻の中のヘビが小刻みに往復して、俺たちの前立腺を内側からこすっているのだ。
今度は上下に揺すると、陰部全体が刺激されてぶるぶると震えがクる。
まるで触れていない二人のチンポを一まとめに握り、上下にゴシゴシされてるみたいだ。
会陰はチンポの続きなんだと思い知らされた俺は、その行為を何度も繰り返す。
「ぁああーー・・っ・・・あぁーぁぁ・・」
「ひっ・・ぃっ・・い・・っ・・・ぃ」
一本の楔で繋がれ会陰をこすり合わせるのは、チンポを直接こすってオルガズムに達する
のとはまったく違う種類の快感だ。
なんて言えばいいんだろう、イくときの一歩手前の切なくもどかしい悦びが切れ目無く持
続して、まるで局部をナメクジが這いまわるみたいな淫靡な感覚。
「ぁああん・・っ・・・はぁ・・ん・・ぁあーっ」
全身がひどく敏感になって、俺は女みたいなヨガリ声を出しながら尻を振る。
俺の目の前にジェフの足が伸びていたので、それにすがり付いてさらに腰をグラインドさ
せた。
「ふぅああっ!」
ジェフが張り型を押し戻して来た。
「あひぃ・・っ!!」
ズブンと前立腺の辺りを押し上げられ、俺も汁を撒き散らしながら悲鳴を上げる。
少し身体を曲げていきみ、張り型を排泄しながらジェフの足を舐めた。
「ぁあぁぁああぁあぁ・・・・」
じわじわと異物に侵食されるジェフが、長く尾を引く吐息を吐く。
足指を丹念に舐めてやると、ジェフの方も俺の足首に吸い付いてきた。
「はひぃ・・はぁ・・ぁんっ・・あぅんっ!」
今や全身が性感帯になっている俺は、アキレス腱にキスをされるだけでピクンと震えるほ
ど感じてしまう。
ああ、もう、おかしくなってしまう・・・!
こんなに長くイく寸前の快感を味わわされたら、俺は・・・・
快楽地獄から抜け出したくて、俺は尻を上下左右に激しく振った。
「ぐぅぁああああああああっ!」
「う・・ひぃっ・・ぁはぁあああああっ!」
コチコチに張り詰めた会陰がこすれ合い、むっちりと充実感を増した尻が打ち合わさり、
尻の中のヘビまでが踊り狂い、俺は股間の全部がバターみたいに溶けてしまうほどの激し
い快感に翻弄されて叫ぶ。
張り型がお互いの間で往来して前立腺を叩き、その刺激で俺は射精した。
長いこと責められすぎたせいかザーメンは飛ばず、ドロドロと長ったらしく吐き出されて、
それがまたも長い射精感となって俺を責め立てた。




