ファスナー

18禁イラスト&SS
ファスナー

そこは異様な部屋だった。
壁も床もすべてが朱に塗られた室内には、数々の拘束具や奇妙な道具が、ところ狭しと並べられている。
壁や天井からは何本もの鎖が垂れ下がり、手枷や足枷がその先に続く。
その部屋の壁に、一人の青年が繋がれていた。
二十代と思しき彼は革ベルトで両手を一まとめに縛られ、さらにそのベルトを壁に固定されている。
腕を上げたままの姿勢で長時間、目の痛くなるような色調の壁に対峙させられるのは苦痛でしかないはずだ。
だが彼の顔は僅かに上気し、ぴっちりと下半身に吸い付くような革製ブリーフの股間も、内側に詰まった肉が上向きに伸びて大きさを主張している。
「尻を振れ」
やや離れた場所から精悍な体つきの中年男が声をかけると、青年は羞恥に潤んだ目を伏せ、ゆっくりと左右に腰を振った。
「・・・あぁ・・・ぁ・・・ぁっ」
艶かしく熱い吐息が、薄く開いた湿った唇から漏れる。
青年の尻の中にはアヌスストッパーが埋め込まれていた。
長さ11cm、太さ3cm足らずの楔形のそれは、ほんの少し腰を動かすだけでむずむずとした異物感を青年に与える。
さらに乳首はクリップで挟まれ、そこに付けられた分銅が小さな粒のような先端を下方に引き伸ばしていた。
腰を振ると錘が揺れ、乳首にもピリッとした刺激が生まれる。
乳首への責めは数日前まで痛みでしかなかったというのに、度重なるいたぶりで傷付けられた今では、強すぎるのではないかと思うほどに引っ張られて転がされても、こそばゆい悦びが弾けるほどに調教が進んでいた。
「ほら、もっと激しく」
男が青年の真後ろに立ち、両手で腰を掴まえて前後左右に振った。
「あっ・・ぁあ!あっ!」
途端に直腸の異物感が甘痒い快感に変化して、青年が甲高い声で喘ぐ。
乳首の分銅も激しく揺れ、僅かな疼痛でしかなかった刺激が、まるで電極を当てられたような痺れに変わる。
「んんー?モノを挟んだままケツを振るだけで、感じてるのか?」
さも馬鹿にしたように男が笑い、それから背後位でセックスするときのように青年に腰を突き出させると、そこに自らの腰を宛がう。
革のビキニに包まれた男の股間も充分に勃起しており、男性器の盛り上がりを尻の谷間に押し付けられ、アヌスストッパーをより深くに押し込まれた青年が「ひぃ」と喉を鳴らした。
「こんな細いモンでヒィヒィ言ってたら、俺のは大変だぞ」
そう言って男が軽く腰を打ち付ける。
「ぁあひぃあっ!」
滑らかな表面ではあるが中太りのストッパーに内壁を擦られ、青年の下半身をじんわりと熱い陶酔感が包む。
前立腺をくすぐられ、我慢汁が染み出して尿道を濡らす。
青年の尻肉のわななきに快感を感じ取り、男はその行為をしつこく何度も繰り返した。
「俺のは太いぞ。こんなオモチャの何本分もある」
「あっあっ!あぁ!ぁはっ!」
「俺のチンポで掻き回されたら、お前はどんな風に啼くんだろうな。んん?」
「あぁああっ!ぁあああっ!」
革の下着同士が打ち合わさる乾いた音と、青年の漏らす甘やかな悲鳴が、閉鎖された部屋を満たす。
「お前、俺に生意気な口、利いたよな?」
「あくぅ・・・ぁああっ!!」
「『男に興奮して勃起するなんてキモい』って言ってたよな?」
男が腰の動きを止め、右手を青年の股間に伸ばした。
そこは厚い革を通して湿気が伝わるほど昂ぶっており、体温と我慢汁でぐちゃぐちゃになった内部が容易に想像できるほどだった。
「だったら、お前のここはなんだ?んん?」
「あぁああーーー・・・っ」
爪の先で亀頭の辺りをカリカリと引っ掻くと、あまりの快感に青年が涎を零しながら喚く。
「ケツにプラグ押し込まれて、乳首を目一杯引っ張られて勃起してるじゃないか」
「ひぃああっ・・・痛っぁああーーーー」
「何言ってやがる。痛い、じゃないだろ?キンタマ揉まれてヨがりやがって」
「んぅあーーーーぁ!」
男は青年が一番触れて欲しい肉棒を避け、革の下着の中でパンパンになっている睾丸だけを揉んだ。
青年は昨日から煽るだけ煽られながらも射精させてもらえず、おかげで中身の詰まった睾丸への刺激は、内臓全てが震えるほどの衝撃が走る。
しかも時おりこすりつけられる腰のせいで、尻のストッパーまでが内側から前立腺を突付くのだ。
「んっうあぁああーーーーっ」
だらしなく開いた口から溢れ出る涎と同じように、下着の中では臨界まで勃起した肉が我慢汁をドバドバ噴き出している。
射精しなければ気がふれてしまうしまうほどに追い詰められ、青年はなんとかこのまま絶頂を迎えようと自らも腰を振った。
ストッパーが腰や腸の動きで微妙に動き回り、前立腺をくすぐられる快感が下半身をとろけさせる。
「んふぅぁーーー・・・あぁんぅーーーっ」
「いやらしい奴だな、こんなケツ、プリプリ振って」
ピチピチの革ブリーフでは怒張した肉棒は少しも動けず、相変わらず肝心の部分への刺激は皆無だ。
「なあ、どうして欲しい?言ってみろ」
「ぁああーーーぁ」
男に拉致された時には決して口にすまいと思っていた言葉が、青年の濡れた舌の上を滑る。
「イかせてえぇ・・・・っ」
男の顔が、捻じ曲がった愉悦に歪む。
「やっと素直になったじゃないか」
睾丸をやわやわと揉んでいた手が、裏筋をすっと撫でながら上に移動する。
男は下着の前合わせにあるファスナーに手を掛け、それをゆっくりと下ろし始めた。
「そぉら、直に触ってやるぞ」
「はあぁ・・・・・っ」
熱気で蒸れた革ブリーフの中に冷気が忍び込み、充血して敏感になった亀頭をざわめかせる。
男はファスナーを睾丸の辺りまで下ろし、開いた穴から肉棒と袋全部を引き出した。
「汗と汁でグチョグチョだ。いやらしい臭いがする」
青年にも自分の発する発情した臭いと、我慢汁でふやけた革のきつい臭いが感じられた。
「プラグ入れたままケツを振るのが、そんなに良かったか。我慢汁、噴き出しやがって」
汁のぬめりを使って、亀頭をくちゅくちゅと手のひらで舐め回すように撫でる。
「んひぃいいいいいいーーーーーっ」
強すぎる刺激に青年の腰がガクガクと揺れたが、男は空いた左手でそれを易々と押さえ込むと、自分の勃起を尻の谷間にめり込ませて亀頭刺激を続けた。
「イきたいんだろう?そら、そら!」
「あぁぎひぃいいいいいっ!!」
亀頭が燃えてしまうのではないかと思うようなきつい磨耗に、膝を震わせて青年が絶叫する。
限界間近の性器を嬲られ、全身の皮膚が麻痺しそうなほどの激しい感覚が青年を襲う。
「さっさとイかないと、大変なことになるぞ」

男はしごく手を止めると、片手で竿と玉を一まとめに握った。
「ぃ痛いっ!!」
勃起を無理に倒され、青年の性器の根元に鈍痛が走る。
しかし最も弱い部分を鷲掴みにされていては逃げることも叶わず、青年は男がその根元を革ベルトで締め付けるのを黙って受け入れるしかなかった。
「よく似合うぞ。キンタマがパンパンだな。中身が相当に詰まってるんだろうな」
男が取り付けたのは、コックハーネスだった。
根元をまとめて縛った上に、睾丸を左右に引き伸ばすように回されたT字ベルト、さらに肉棒には三連のベルトが食い込んでいる。
それらの締め付けは血流を阻害するほどではないが、勃起を倒された上に肉を締められ、血管も尿道も狭くなって萎えることも射精することも出来なくなってしまった。
「イきたければ、いつでもどうぞ」
男がニヤニヤ笑い、敏感な一つ目に指先を這わせる。
そこは相変わらず汁でびしょびしょで、しかもきつい責めで充血している。
男は指の腹を軽く尿道にめり込ませると、そっと上下に撫でた。
焦らすような動きにジクジクとした甘い疼きが生まれ、青年の下半身は甘酸っぱいもので一杯になってしまう。
「あぁあーーーーー・・・あぁ・・ああーーーーっ!」
「尿道がパクパクしてる。小便の穴がそんなに気持ちイイか?んん?」
「あひっあ!ぁああはぁあっ!!」
あれほど待ち焦がれていた男性器への愛撫だというのに、もはや射精できない青年にとっては地獄の責めでしかない。
体中の感覚が麻痺し、かわりにペニスやアナルの感度がどんどん増してゆく。
まるで自分が性器だけの生き物にされてしまったような感覚。
「いやぁあはぁああん・・・っ」
ビクビクっと背筋が震え、ほとんどアクメと変わらない快感が絶え間なく青年を犯す。
「どうした?イかなくていいのか?」
失神寸前の青年の亀頭を弄びながら、男はさらにファスナーを下ろす。
青年が履かされている革ブリーフのファスナーは、ウエストから睾丸までどころか、その先まで続いてる代物だ。
ジジジと音を立てながら、やがてガチガチに固くしこった会陰、そしてストッパーを飲み込んでゴムの台座を菊門から覗かせているアナルまでが剥き出しになる。
「ご開帳だ。おや、こっちもベチョベチョだな。ケツも濡れるのか?」
青年の肛門からは、ストッパーを押し込む際に大量に使われたローションが漏れ出し、まるで女性器のように濡れそぼっていた。
「そんなにこっちが待ち遠しかったか?」
男がストッパーを少しばかり引き戻し、蜜をスプーンで混ぜるように掻き回す。
紡錘形のゴムがぐちょぐちょと粘性の音を響かせて腸壁をくすぐり、青年の尻の奥に今にも爆発しそうな快感が膨らむ。
「いやぁああああ・・・ぁあああぁあああ・・・・っ」
「おいおい、感じすぎだ。変態はどっちだよ、このケツマン野郎が」
中途半端な刺激が尻の中の性感帯を煽り立て、青年は切ない喘ぎ声に喉を嗄らす。
もう、上も下も分からない。弄られている尻が青年の全てだった。
「ひぃあああぁ・・・イヤ・・ぃイヤぁああ・・・っ」
時々射精時によくある下腹の震えが起こるが、いつまで待っても絶頂は来ない。
永劫に続くと思える快感の泥沼が、青年を奥深くに飲み込んでいく。
「お前にプレゼントがあるんだ」
「あっくうぅ・・・・はぁ!・・・ぁぁあああ・・・っ」
「昨日作った、あれだよ」
男が棚から取り上げたのは、ソフトシリコン製の張り型だった。
それも、青年自身から型を取った。

「最初に犯すのは俺のつもりだったが、せっかくだからもっと惨めなロストバージンを用意してやることにしたんだ」
「はぁ・・・っ!」
唐突にストッパーが抜かれ、柔らかく潤んだ肛門が口を開いたまま生き物のように蠢く。
奥に溜まっていたローションが、いやらしい臭いを放ちながらドロドロと零れ落ちる。
「お前チンポがご自慢なんだろ?女をヒィヒィ言わすとかほざいてたよな」
青年のモノに寸分たがわぬ張り型に、大量のローションがふりかけられる。
昨日、この張り型の型を取る間、青年は勃起が萎えぬようにずっと尻や乳首を弄られ続けたのだ。
しかもそれから今まで、一度も射精を許されていない。
「ホントにそんなにイイのか、テメェのケツで確かめろ」
青年が後ろに首を捻り、快感と羞恥で真っ赤に染まった顔を恐怖に歪めて叫ぶ。
「やめてっ・・やめてくれ!」
だが、男は片手で尻肉を引っ張り肛門を剥き出しにすると、張り型の先端を緩んだ口に押し当てる。
まるでホンモノのように柔らかいシリコンのペニスが触れた瞬間、青年の背筋をまたもあの甘い疼きが走り抜ける。
「そぉら、奥まで飲み込め!」
「いっやぁあああああああああああーーーーーっ!!」
青年の絶叫と共に、我慢汁が狭い尿道を一気に通り抜けて滴り落ちた。

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