或る悪魔、或いは神・その3

五星洞官能小説

執拗な愛撫は、彼の目隠しが涙で濡れ、猿轡が涎でぐっしょり濡れ、競パンがローションと唾液と先走りでぐちゃぐちゃになるまで続いた。 
ここまで責め上げられたのは何ヶ月、いや何年ぶりだろうか。射精感はそれこそ泣きたいくらいのものであるが、 
男は全く射精させる気は無いようだ。 

「さて、前座の前座は終わりだぜ。まずは一回戦といくか」 

男は恐ろしい台詞を吐くと、終に彼の競パンに鋏を入れた。亀頭が大きめな、エロティックな形の彼の性器が、切なそうに宙で暴れている。 
男は性器を掴むとしっかり包皮を剥き、てらてらと光るピンク色の亀頭に、ローション塗れの手のひらを押し付けた。 

「むぐおおおおおおおおおおおおおおお」 

彼は、猿轡をされたまま絶叫した。所謂亀頭責めである。仮性のため敏感な亀頭を掌で刺激されると、刺激が強すぎて射精できない。 
何度も経験したプレイではあるが、セックスレスでしかも長時間全身を嬲られた後だから流石に効く。 
腰を引いて逃れようとしても、四肢を緊縛されていてはどうしようもない。 
強烈な刺激に全身を翻弄され、目の前が真っ白になるのを繰り返した。 
本当に気絶するのではないかというタイミングで、亀頭責めがストップする。射精したくてたまらないとばかりに鎌首をもたげる性器が切ない。 

「本当のてんご・・・いや、地獄はここからだぜ」 

男はそう言って、今度は性器をしごきだした。たちまち頂点まで持っていかれる彼。射精寸前の痙攣を見切って、男は残酷な行為に出た。 
男は射精しそうな彼の性器の根元を握り、ぴしゃりと睾丸を打ち据えたのだ。涙目で悶絶する彼。 
そして痛みが引くのを待ち、また今度は快楽の波を与える。そしてイキそうなところでまた睾丸打ち。 
今まで経験した寸止めと違った、力で屈服させる非情な責めに、彼は心からの恐怖と、若干ではあるが・・・満足を味わっていた。 

そう、彼はこうやって力任せで陵辱されるのを、心の奥底で望んでいたのまもしれなかったのだ。 
過去のプレイは、しょせんはセーフティな領域の中でのものであった。しかし今日は違う。 
拉致監禁され、誰とも分からない相手の慰み者になっているのだ。しかも、まだ序の口だという。 

「もう抵抗する気もねえだろう」 

男はそう言うと四肢の戒めを解いた。亀頭責め地獄と寸止め地獄に堕ち続けた彼に、抵抗する体力は無かった。 
男はぐったりとした彼を素早く後ろ手で縛り、再び緊縛の刑に処したのである。 
そして男は、彼の猿轡を取った。 

タイトルとURLをコピーしました