-八時間後-
犯され続ける誠一と孝志に、すでに気力は残っていない。不良たちに自分たちの体を任せ、空ろな目で性器を咥え、手コキでご奉仕する。
孝志はもはや二本刺しまで受け入れている。
お互いに九回ずつ射精させられた性器は、きついコックリングで締め上げられ、窮屈そうに勃起を強要されている。セックスとリンチの繰り返しで、二人の疲労度はピークに達した。
「そろそろ終わりにするかな」
栄司が四回目の射精を孝志の体内で行い、白み始めた朝を見てそう言った。
「よし、じゃあ最初に言ったとおり十回目の搾精だ」
ぐったりとした二人に手下が近寄る。ここまで苛烈に搾り取られたからには、やはり最後は前立腺責めしかないだろう。手馴れた手つきで肛門に指を入れ、二人の赤く腫れた亀頭から先走りを垂らさせる栄司である。
二人はうめき声を上げるのみだ。鈍痛が快感へと変わり、そのうち先走りに、ほんの少し白いものが混じる。二人は同時に床に突っ伏した。
「よし二人ともよくやった。今日はこの辺で勘弁してやるが、お前らには性奴隷としてせいぜい頑張ってもらうからな」
場に一瞬弛緩した空気が漂った。ところが、誰も予想していなったことがこのとき起こったのだ。
なんと悶絶寸前だった誠一と孝志が、突然跳ね起きて逃げ出したのである。全員が疲れきるまで待ちに待った瞬間であった。これほどの責め苦を受けてまだ走れるとは、素晴らしい身体能力である。
面食らったS工業高校の生徒たちは追うのが一瞬遅れた。たちまち引き離されてしまう。数時間ぶりに笑みが戻った誠一と孝志だったが、 運命は残酷だった。肛門を広げられすぎていた孝志の腰が突然砕けて足がもつれ、転んでしまったのである。不良たちはすぐそこまで迫っている。慌てて誠一は抱き起こそうとするが、孝志はなんとその手を振り払った。
「誠一、俺もう走れないからお前だけでも・・・」
「馬鹿、何言ってるんだ!」
「二人とも捕まったら本当にもうだめだ・・・頼むよ誠一、俺を助けに来てくれ・・・」
そう言うと孝志は、膝をがくがくさせながら立ち上がり、誠一の背を押すや後ろを振り向いて、追手の先頭に抱きついて組み倒した。たちまち後続がひっかかって転ぶ。誠一は一度だけ振り向いて、大粒の涙を流しながら走っていった。
これから凄絶なリンチを受けることになるであろう孝志の顔は、親友が逃げられた安堵からか、微笑んでいた。



