水球部・前編(オリジナルエロ小説)

五星洞官能小説

寮生活というものにはこれまで縁が無かったが、今春からいよいよその未知なる領域に足を
踏み入れることになった健太。都内のN大学に入学した十八才の彼は、体育会系水球部に
所属することになった。スポーツに力を入れているN大では、成績優秀な部活にはそれぞれの寮が
あてがわれている。ここで集団生活を営み、結束を強め、いろいろと学ぶのである。
四年生は引退して就職活動に勤しんでいるため、現在この寮に住んでいるのは一~三年生の
四十人ほど。一、二年生は二人づつの相部屋、三年生は個室に住んでいる。
健太も引越しを終え、入寮式も済ませた。緊張や期待が入り混じる空気の中で健太は
他の同級生らと和気あいあいと交流し、これから始まる学園生活に胸をときめかせていた。
寮生活ゆえに、女性との触れ合いが限定されるのは血気盛んな若者にとっては切ないが、
まずは大会で成績を上げることが目標なのだからしょうがない。初日の夜、ミーティングが
あるというので健太と他の新入生九人が一回のミーティング室に集められた。
「よし!お前ら、いまから寮則を配るから、目を通すんだ!」
野太い声で場を仕切っているのは、三年生のキャプテン、石岡である。
見た目よりハードな競技である水球で鍛えられた体からは独特のオーラが漂い、
新入生達が萎縮してしまうほどだ。浅黒く日焼けした肌に包まれた、ものすごい筋肉が
服の上からでもわかる。隣にいるのは、副キャプテンの尾崎である。石岡に比べると
細身で、知的な顔立ちをしている。尾崎はどことなくいやらしそうな目で新入生を
じろりと見渡し、ワープロで印字された「寮則」を配る。どんなことが書かれているのかな―
恐る恐る目を通した健太の目に、信じられない文字が飛び込んできた。
「一、新入生は寮内では全裸で生活すべし。二、新入生は毎日陰毛を剃毛すべし。三、射精は
先輩の許可を得た上で行うべし」
同級生達の顔を見ると、皆あっけにとられている。体育会系のこういったしごきの実態は
高校のときに聞いたことがあったが、まさか自分の身に降りかかってこようとは…
健太は愕然とした。
「何をぼさっとつったっとるんだ!書いてある字が読めんのか!」
石岡の一喝で、慌てて服を脱ぎ出す新入生達。まだ初々しさの残る、鍛え込まれていない
若い肉体がずらりと並んだ。その中でも健太は、童顔で可愛らしい顔とほどよく筋肉が
ついて引き締まった身体、仮性ではあるが顔に似合わない巨根が他の新入生より
目立っていた。石岡や尾崎の目線を、少し長く感じたような気がした。
しかし、このように合って間も無い人間に裸身をさらすことで、たちまち健太は
恥ずかしさで真っ赤になった。同じように皆照れくさそうにしている。
ただ石岡ら三年生の威圧感に押され、前を手で隠すものはいない。
「よし、お前ら1年間は素っ裸で生活しろ。剃毛は今日中にやっておくように!
もしやってないものがいたら連帯責任で全員に往復ビンタだからな!」
「ハイ!」
「よし、お前らの照れをまず取り除かないといかんな!全員この場でオナニーしてみろ!」
マジっすか…とすら言い返せないような圧力が新入生達を襲う。寮と言う閉鎖空間ならではの
ものだろう。頬を真っ赤に染めながら新入生達が性器に手をやると、恥ずかしさにもかかわらず、
若いだけにたちまち皆勃起し始めた。健太も、射精しないと終わらなさそうな雰囲気を
感じ取り、必死で肉棒をしごきあげた。十の肉体が、汗だくになって立ったまま一物を
しごきあげる様はなかなか壮観であった。やがて一人、二人と射精し、やがて全員が終えた。
健太の射精は、量も距離も一際激しかった。がくがくする膝を支えながら、荒い息をつく。
「よし!これでお前らも正式にここの寮生だな!とりあえず歓迎会と行くか!」
そう言うと二年生がどやどやと酒を持って入ってきた。打って変わった雰囲気に戸惑いながらも、
一年生は重圧から解放されて安心して宴を楽しみ、酒の勢いで全裸姿にも慣れていった。
その後は風呂に入り、一年生全員が陰毛を剃った。大人の身体に、子供のようになってしまった
チンポのアンバランスさは恥ずかしかった。こういうことで、服従というものを教えられるんだな。
健太はひとり納得し、波瀾に富んだ初日の疲れで眠りについた。その均整の整った身体を、
同室の神谷が舐めまわすように見ていたことを、健太はまだ知らない。
そして宴会後、三年生が別室で行われていた密談の中で、自分の名前が出ていたことも、まだ知らない。

神谷に、副キャプテンの尾崎から呼び出しがかかったのは、ようやく新入生達が学園生活に慣れてきた
一ヶ月後のことである。「おい神谷・・・」「は、ハイ、何でしょう?」
神谷は中肉中背で特に運動神経も良くも悪くも無く、特徴的なのは少し目付きが暗いくらいのものである。
何故自分が呼ばれたのか、よくわからなかった。
「お前、オレと同じ目をしてるだろう?」「え!?何のことっスか?」
「とぼけるな。蛇の道は蛇っていうがなあ、お前の眼光を見てれば、お前が同室の健太に欲情
してるってのがよくわかるぜ。そうだろう?」
一発で自分の本心を見透かされ、どぎまぎして神谷首を振る。
「ほお、嘘は通用しねえぜ。コレを見てみろ」そう言って尾崎が渡した写真は、驚くべきものであった。
目鼻立ちの整った剃毛された若い男が、男のチンポを咥えている。たちまち全裸の神谷の股間が鎌首をもたげ始める。
「そーら見ろ」尾崎が鼻で笑う。「先輩、これって…」「処理係だ」「処理係?」
「ああ、今は寮を出ちまったがな。だいたい三年に一回くらいの割合で選ばれるんだよ。各学年に一人だと
多すぎるからな。あくまで、禁欲生活の捌け口だから一人で十分なのさ。そいつはオレの先輩だけど、
たっぷりとケツマンを楽しませてもらったぜ」「せ、先輩、まさか…」上気した顔で神谷が尾崎を見る。
「察しが良いな。今度の処理係は健太にしようって、先月決めたんだよ。ただ、健太はノンケだから
いきなり掘るわけにもいかねえ。そこで罰則ってかたちでしごきを加えていくんだ」
「じ、自分は何を…」「まあ耳を貸せ」
神谷は期待と緊張の入り混じった面持ちで、尾崎の部屋を出た。

健太がある日の夕方部屋に戻ると、神谷が外出するところだった。
「健太、僕はちょっと先輩に呼ばれてるから、夜まで帰ってこないよ」「ああ、わかった」
健太は少し悶々とした表情で神谷を見送る。実はここ数日、先輩達がなかなかオナニーの許可をくれないのだ。
これは三年生たちの策略なのだが、ノンケで純情な健太は裏事情にはまったく気づかず、
ただのシゴキだと思って我慢していた。「ったく、女とやりてーよなー…」
何気なく健太が目をやると、神谷のベッドの下からエロ本が覗いているのが目に飛び込んだ。
「やるなあ神谷の奴、いつの間に…あいつ当分帰ってこないんだよな。どうせバレないだろ…」
禁欲生活に悶えていた健太は、うかつにもこっそりとオナニーを始めてしまう。罠とも知らずに。
尾崎の部屋では石岡と尾崎が、盗聴機から聞こえてくる健太の喘ぎ声を聞いて、目を細めていた。
今まで一度も無かった「巡回」で、石岡と尾崎に健太がオナニーを見つかったのは、丁度射精した直後だった。

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