| その痛みは肉を通して体の芯へと染み通った。 勢い良く空気を薙いで振り下ろされた乗馬鞭に打たれた皮膚が皮下出血を起こして赤 黒く染まる。 「・・・・ぐっ・・・・う・・・・っ」 一筋、また一筋と増えて行く跡は、初め皮膚を切り裂かれたような痛みがあるが徐々 に麻痺して熱く燃え上がるような奇妙な感覚にとらわれる。 体が揺れるたびに紐で絞り出され重りを付けられた陰嚢にも重苦しい痛みが生まれる。 「痛いか?」 つい昨日まで友人であった筈の男は鞭打つ手を止めると優しく囁きながら腫れ上がっ た傷に触れた。 「ふぅぅ・・・・・っ」 ずくんっと別の痛みが肉の奥から湧き上がって、青年が押し殺した声でうめく。男は 「可哀相に」と笑うと唾液をたっぷり絡ませた舌で傷を舐めた。 下から上へ、傷を辿って柔らかい舌が軟体動物の如く皮膚を這う。 「・・・は・・ぁっ・・・・!」 ぬめる舌に刺激された傷はまるでそれ自体が生き物のように脈打ち、一層熱を持って ゆく。痛みではない奇妙なむず痒さが舐められた個所から皮膚の表面を伝り、他の傷 をも疼かせる。 体の奥が熱い。 「これじゃあオシオキにならないな。」 男の手が再び鞭を振り下ろす。まだ唾液で光る傷を横切って新たな鞭跡が浮び上がる。 「ぅうあぁああああ!!」 傷口がぱっくりと開いたのではないかと思えるほどの痛みに青年は悲鳴を上げた。 容赦の無い二撃目がそれに続くと彼の全身は硬直し、冷たい唾液と涙が流れ落ちる。 鞭を避けようと無意識に反らされた体に揺られたため、股間の重りが大きく振られて 呼吸が止まりそうなほどの苦痛を彼に与えた。 「そうさ。そうでなくちゃ、俺たちを裏切った報復にはならない。」 男がまだ息を詰めて泣き続ける青年の尻を撫でる。白い双丘に深々と突き刺さったバ イブレーターは中太りの形のせいで蠕動運動にも抜け落ちない。 「もっともっと、苦しんでもらわなきゃな。」 男が手元のスイッチを入れた。 それまで青年のか細い呼吸に合わせて震えていた杭のようなそれが、モーター音と共 に激しく首を振って踊り狂う。 「ぁあぁぅぁあああぁあああ!!」 それは確かに悲鳴ではあったが、男はその声と表情に歓喜の様相が含まれているのを 聞き逃しはしなかった。 |
(絵師コメント) 若々しくぷるんとしてて張りのある背中が好きです♪ 美しい肌にはやっぱ鞭跡が映えますよね~。(#^-^#) 背景の落書きはシカゴの電車内のものを デジカメ撮影してそのまま使いました。 なんて書いてあるのか、じぇんじぇんわかりません。(^-^; |




