| バケツの水が俺の顔に勢い良くぶちまけられる。 固く唇を結んだけれど、やや下方から浴びせられた水は容赦無く鼻から入り込む。 「う、げほっ・・・ごほっ」 息継ぎに失敗して少々水を吸い込んでしまった俺は、引き攣るような咳を何度も繰り返した。 「しぶといね、君」 スーツ姿の男が感心したように言う。 普段は人前に顔を出さないほど臆病なくせに、相手が無抵抗になるとしゃしゃり出てくる最低の奴だ。 「これほど我慢強い人間にはなかなか会えないよ。君のその頑張りは、賞賛に値する」 穏やかすぎる微笑を浮かべ、男がバケツを持った部下に命じた。 「もっと勢い良くかけてあげるといい」 続けざまに二杯、左右に立った男達が俺に水を浴びせ、俺は不意を付かれてかなりの量を飲んでしまった。 吸い込んだ水のせいで、肺が焼けるように痛い。 「話す気になったかな?」 男の問いに対し、俺は冷ややかな一瞥で答える。 悪いが、俺はお前達に話すことなど何も無い。 「埒があかないね。困ったものだ」 男はたいして困ってもいない風にそう言った。 「これほど苦痛に強いとなると、別の方法を考えなきゃいけないな」 その言葉には、こうなるのを待っていたような響きがあった。 いいさ。好きにすればいい。 何をしようが、結果は同じだ。 「それにしても君はいい身体をしている。濡れた下着越しに鑑賞するのも悪くないね」 高価なスーツに不似合いな下卑た視線が、俺の全身を嘗め回すように注がれる。 卑らしい目が濡れて透けたシャツの下で上下する胸や、ビキニの中で萎えて丸まっているモノの間を往復している。 まるでエロ本でも見るようなその視線に、俺は不快感も顕に睨み付ける。 「やっと私を見てくれたね。いい目だ」 それは奴にとって嬉しい反応だったらしい。 蛇のように絡み付く視線で、気分が悪い。 だが、着衣を剥がれて二枚の下着だけで壁に繋がれている俺には、その視線から逃れる術などない。 濡れて張り付いているビキニに透ける色に、奴の視線が注がれているのを痛いほど感じる。 奴が何を考えているのか、分からない。 「触るよ」 男が手を伸ばし、俺の股間を手のひら全体で包み込むように握った。 水で全身が冷えているせいか、奴の手が妙に熱く感じる。 「すっかり縮んでるね。どれ・・・」 ゆっくりと指が動き、骨張った指が萎えている肉を下着ごと掴む。 裏筋に沿って指先を這わせ、亀頭に向って肉を揉み込み、男の指は的確な動きを繰り返す。 「・・・ぅ・・・・」 ずくん、と恥骨の辺りで甘い衝動が走り、俺は小さな声を漏らしてしまった。 「感じてるようだね。声を出したければ出すといい」 俺は歯を食いしばり、意識を散らそうと躍起になる。 昨日喰った飯、部屋の天井の模様。 何でもいいから、萎えるような事を考えよう。 こいつの手で勃起させられるなんて、絶対にイヤだ。 「ぁ・・・・!」 半勃ちになったところで、亀頭に少しかかった皮がぐいと剥かれた。 感じやすい亀頭が布に擦れた途端に、じわっと熱い感覚が下半身の中央から生まれる。 「ははは。なんだ、この辺は鍛えてないのか。いつも皮を剥いておかないからだ」 奴の言葉に、俺を囲む男達が一斉に笑った。 俺の頭の中は目の前の連中に対する怒りと殺意でいっぱいになる。 だが、俺の身体は男の指に躍らされて、ますます熱く張り詰めてゆく。 悪寒の走るような、しかし甘い疼きが弄られている部分から全身に広がる。 逃げようにも背中は既に壁に押しつけられていて、俺は左右に腰を逃がそうと必死になった。 「腰を振ってヨがってるぜ」 バケツを持った男達が、陰茎をしごかれて身をくねらせる俺を嘲笑う。 「私の指がそんなに気持ちいいかな?」 興奮した男の息が耳元に吹きかけられ、脇腹や背筋にむず痒い快感がぞくりと駆け巡る。 「もうすっかりカチカチだよ」 男の言う通り、俺の股間は完全に勃起して濡れて透けるビキニを押し上げていた。 「こんなことをしても、きっと君は話さないだろうね。でも、いいんだよ」 「ひっ・・・・・!」 人差し指の爪が下着ごと尿道に押し込まれ、俺は痛みに息を飲む。 特殊警棒で殴られた時の方がよっぽど痛いはずなのだが、妙に耐えられない痛みがあった。 「私もゆっくり楽しみたいんだ。すぐに折れるなんて無粋な真似はしないでくれよ」 執拗なまでに肉を揉まれ、俺は快感を噛み殺すように歯を食いしばる。 それなのに勃起してしまった俺の肉は、皮をずり動かされたりカリ首をくすぐられたりするちょっとした刺激にまで反応して、膨らんだ頭をより紅くしてしまう。 「ずいぶんと溜まってるようだ。キンタマがパンパンに張ってるね」 「あ・・・・ぁ・・っ・・・!」 手のひらに睾丸を乗せたまま二本の指で会陰をそっと撫でられた途端、またあの耐え難い悦びが身体の奥でムクムクと大きくなった。 気分が悪い。気分が悪い。 昨日喰った飯、部屋の天井の模様、目の前の男の剃り残しの髭。 何でもいい、別の事を考えろ。 「こちらの方はきゅっと締まっている。処女かな?」 会陰よりさらに後ろの方を撫でて、奴が笑った。 「ここで感じるように、しっかり仕込んであげよう。幸いここには四人いる。君が満足するまでいくらでも遊んであげられる」 男が爪を引っかけるようにしてビキニの尻側を掴み、そのまま手前に引く。 鈍い音と共に濡れた布地が裂けて、急に陰嚢が自由になった。 「悪いが前戯はここまでだ」 男が自分のファスナーを下ろして、中から黒光りするモノを取り出す。 先端にうっすらと露を浮かべたモノを握り、男が俺の足の間に腿を滑り込ませた。 |
(絵師コメント) 子供の頃から、主人公が敵に捕まって 拷問されるシーンが大好きでした。(#^-^#) なんかこー、ワクワクしますよね。(#^ー^#)ノ とゆーわけで、これは危機一髪な主人公(何の??) の図なのありますです。 透けパンのエロ絵にしか見えませんけど。(笑) |




