押し倒す

18禁イラスト&SS
押し倒す

「怪しい者じゃなくて、ほら、名刺もあるんだ」
その人はジーンズの尻ポケットから薄いカード入れを引っ張り出して、少し撓んだ名刺を
僕に渡した。
「ええと、オフィス・・・マ・・」
「オフィス・メルツ。三月って意味だ。三月に始めたからメルツ。単純な名前だろ?」
「はあ・・・」
貰った名刺は縁にミシン目の痕があって、パソコンで手作りしたのが見え見えだった。
これじゃあ、身元を証明するどころかアヤシさ爆発ってカンジ。
僕は淡いグレーの紙にプリントアウトされた名刺を返す返す見ながら、目の前で妙に明る
く自己紹介する男の話を聞き流した。
「・・・というわけなんだ。聞いてる?」
「あ・・・はい」
芸能スカウトと名乗ってはいるけれど、こんな得体の知れない人に付いていくほど馬鹿じゃ
ない。
でも、スカウトじゃないとしたらなんなのだろう?
クラスの女の子がAV出演しないかって声を掛けられたって言ってたけど、そんなヤツが
僕に声を掛けるわけがないし。
もしかしてキャッチセールスの一種なのか、それとも新手の宗教勧誘?
「僕、そういうの、興味ないんで」
「大丈夫、最初は小さな仕事だけだからそんなに忙しくはならないし、小遣い稼ぎになる
から。欲しい物、あるんじゃない?」

欲しい物と言われて、僕の頭に真っ先に浮かんだのは新しいケータイだった。
友達はみんな持ってるのに、うちの親ときたら「必要無い」の一点張りで買ってくれない
んだ。
「簡単な仕事なんですか?」
つい聞き返してしまった僕に、その人は嬉しそうに身を乗り出す。
「色々あるけど、スーパーのチラシのモデルとかなら、単発でやれる。モデル料はそんな
に高くはないけど、都合のいい時だけ仕事できて、しかも即日払いだよ」
「チラシ・・・ですか」
その時僕が考えたのは、そのチラシが知り合いの目に留まるかということだけだった。
恥ずかしいというかばつが悪いというか、とにかくその程度のことしか考えなかったのだ。
「あ、もしかして近所に配られるチラシだと困る?」
「ええ・・・ちょっとそれは・・・」
「近県のローカル店の仕事もあるよ。それなら新聞に折り込まれても、この辺りじゃない
から親にも気付かれない」
その一言で僕は気付くべきだった。
その人は、明らかに僕の周囲のオトナに知られるのを恐れていたのだから。
でも僕は、それなら親に内緒でバイトできるとしか思わなかった。
僕の頭の中は新しいケータイのことでいっぱいになってしまって、おかしな名刺のことも
あまりにも都合の良い条件のことも、何よりもこの馴れ馴れしい態度の不自然ささえ忘れ
てしまったのだ。
浮かれた気持ちのままその人に付いてビルの一室へと行った僕は、この事を一生後悔する
ことになる。


しんと静まり返ったビルの階段を昇り、人気の無い廊下を進む。
仕事の手順を説明するその人の声だけがクリアに響いて、昼間なのに薄暗い廊下を一層寂
しく見せた。
「ここだよ。さあ、入って」
紙にプリントアウトした明朝体の会社名を貼り付けただけのドアが開き、僕は促されるま
ま中に足を踏み入れる。
「ここで、ですか?」
部屋の中はがらんとしていて、撮影器材どころか何も無い。
掃除もろくにされていない埃だらけの床と、椅子の無い捨てられたようなデスクが二三個
あるだけなのだ。
そして僕をこんな部屋に連れ込んだ本人は、今入ってきた唯一の出入り口であるドアを何
かガチャガチャやっている。
パチリと金属が合わさる音がして、彼がドアから離れて僕に向かって歩き出す。
ヘンだ。
これは絶対にヘンだ!ヤバい!
「僕、やっぱり帰ります」
僕は踵を返して出口へと向かう。
しかし扉には最近付けられたらしくそこだけが新しい南京錠が掛けられていて、開くこと
が出来なかった。
「僕、帰ります」
振り向く勇気は、僕には無かった。
ドアノブに手を掛けたまま、僕は震える声でそう繰り返すしかなかった。
その人は答えない。
ただ、興奮した荒い呼吸音だけが背後に近づいてくる。
始めはゆっくりと、やがて早足で。

僕の恐怖は、限界に達した。
「助けて!誰か!誰か来て!」
僕は狂ったようにドアを揺すり、叩き、叫ぶ。
それを合図に背後の男が僕に抱き付き、ものすごい力でドアノブから引き剥がした。
「う、あ!」
床に投げ出されて背中を打った僕は、一瞬息が出来なくなって動きを止める。
背中が痛い。
頭も少し打ったみたい。
殺されるのか?僕、ここで殺されるのか!?
「叫んだって無駄だ。誰も来ねえよ」
男が犬みたいにハアハア言いながら覆い被さってきた。
僕は慌てて男に背を向け、匍匐前進で逃げようと試みる。
圧し掛かってきた体重の重さと僕の肩を押え込む力の強さにより一層恐怖が膨らみ、僕は
絶叫しながら前へ前へと進む。
でも、上に乗った男は、左腕一本で暴れる僕を難なく押さえ付けてしまい、僕は泣きなが
ら延命を乞うしかなかった。
「殺さないで・・・っ・・・誰にも・・・言いませんからっ」
男は答えてくれない。
ただただ荒い息を耳に振り掛けながら、僕のベルトの辺りで何かしている。
「お金、持ってません・・・っ。お願い、助けてください!」
僕はひたすら懇願していたけれど、その次に襲ってきた感覚に、呼吸どころか鼓動まで止
まりそうになった。
男が・・・僕のちんちんを握ったのだ。
「ぁ・・・あ・・・っ」
僕は何がなんだか分からなくなって、男のされるがままにしごかれ、くすぐられ、揉み込
まれ、か細い声を喉から絞り出すしかない。
ものすごく恐ろしいのに男の手はいやらしい動きで僕を追い詰めて、とうとう僕のちんち
んは固く張り詰めて、ずり下がったトランクスから飛び出してしまった。
「感じてるんだな、悪い子だ」
恥ずかしいけれど、僕のちんちんはまだ完全に剥けていない。
男の手は亀頭に張り付いている皮の部分を、剥げそうになるギリギリまで剥いたり逆に無
理に皮を引き戻したりして責め立てる。
オナニーはするけど、こんなにちんちんの芯から感じるのは初めてで、僕は恐ろしいのと
気持ちいいのとで頭の中がゴチャゴチャになってしまった。
「腰が引けてるぞ。我慢汁までダラダラ流しやがって、イきたいならイっちまえ」
亀頭を包み込むように握られ、先端を重点的にしごかれる。
ちんちんの先端をぐうっと押されて、柔らかい亀頭の中にある『芯』の部分を直接ゴリゴ
リ擦られる。
「いっ!んうっ・・・ふっ・・くぅっ」
痛いような、むず痒いような、ちんちんがドキドキするようなカンジがして、お腹の辺り
がびくんと痙攣した。
気持ちいい・・・。
ちんちんの付け根の奥がきゅうんとなって、タマとお尻の穴の間が固く引き締まる。
僕のちんちんはガチガチに勃起して、男の手の中で自分が出した汁に塗れてぐちゃぐちゃ
音を立てた。
僕、イキそうだ!
どうしよう、イヤだよ!
誰か助けて!
「ひぃっひいっ!お願いです!やめて!うぁんっ」
「イけよ!大股広げて、ケツ振って、こんなケツ穴までヒクヒクさせてよぉ!」
唾か先走りか分からないけど、とにかく何かで濡れた指が僕のお尻の穴に触れた。
男の指先は思ってたよりスベスベで、お尻の穴をスイッチみたいにクイクイ押されると、
お腹の底がビクンとうねってヘンな気持ちになる。
なんだか、内臓が揺り動かされてるみたいだ。
ちんちんを弄られながらこうされると、ちんちんの付け根にある気持ちイイところが敏感
になって、僕は女の子みたいな声を張り上げて泣いてしまった。
「いゃあっ・・・いぃ・あんっ・・うんっ!」
「ケツでも感じるのか?スケベな餓鬼だ。どれ、『中』を調べてやろうか?」

一瞬の出来事だった。
男の指が、僕のお尻の穴に入ってきたのだ。
「チンポしごかれると、ケツが締まりやがる。はははっ、奥がうねってるぞ!」
長い指が腸壁の色んなところを押している。
激しく指を動かされると、さっき入り口を押された時よりもヘンなところが刺激されてす
ごく気持ちがいい。
ああ・・・先走りがどんどん出ちゃうよ!
「イきたいか?イきたいんだろ!」
「違い・・・ますっ・・・ぅあっ・・・やめ・・・っ」
「ケツでイかせてやる」
入り口に近いところで蠢いていた指が、ぐぅっと奥まで入って僕の内部を探った。
「あった。ここだ」
その言葉の意味を、僕は自分のお尻で知ったのだ。
「あぁ!ひぃいぃぃいいいいっ!」
それは本当にヘンなカンジだった。
いつもオナニーでイくときにビクビクするお腹の下の方を、直に捕まれて無理矢理揺すら
れるような、おしっこも何もかも漏らしてしまいそうな、とにかく激しい快感。
その瞬間、ちんちんを弄る方の手は止まっていたというのに、僕は生まれて初めてとも言
えるほどの射精感を味わいながらイってしまった。
「イきやがったな。どうだ?自分がどんなにスケベで淫乱かがわかったろう!?」
男が何か言っているけれど、僕はちんちんが熔けてしまいそうな開放感と、お尻の穴を弄
られてイってしまった恥ずかしさで呆然としていた。
指が抜かれる時は、うんこを漏らしてるようなカンジ。
僕はどうしちゃったんだろう。
まだちんちんの付け根がヒクヒクして、固いまんまだ。
ついさっきまで遊びなれた街をぶらぶらしてたはずなのに、それが遠い世界の出来事だっ
た気がする。
知らない男に押さえ付けられ、お尻を指で掻き回されてイっちゃって、僕はどんな顔をし
て日常に戻ればいいんだろう?


「ひ・・・っ」
お尻に冷たいものを感じて、僕は現実に引き戻された。
「ケツを締めるな。奥まで流し込まないと辛いのはお前だぞ」
何かの液体がお尻の中にどんどん入ってくる。
ヌルヌルしていて、うんこを漏らしそう。
「やめて・・・気持ち悪い・・・」
「お前、やめてしか言えないのか?ケツを弄られてイくくらいだから、今度も口先だけだ
ろうがな」
足を閉じようとすると、強い力で膝を掴まれて左右に割り広げられる。
さらに抵抗すると、お尻をぴしゃりと何度も叩かれた。
あれ?
僕、パンツとズボン、穿いてない?
「全部飲み込んだな。淫乱なケツだ。これからご馳走をくれてやるから、しっかり味わえ」
男がうつ伏せの僕の両腿を抱えて持ち上げたので、僕は少し海老反りになる。
力任せに足が開かれ、すごく熱くて固いものがお尻の谷間にあてがわれた。
これって・・・・。
「ヤダあ!助けて・・・!」
僕を、僕を、犯す気だ!
イヤだ!恐い!誰か来て!
助けて!
「ぎゃぁあああぁあああああっ!」
お尻から全身が真っ二つに裂けたんじゃないかと思うほどの痛みだった。
「暴れるんじゃない、まだ先っちょしか入ってないんだぞ!」
男は僕を引き寄せようとしたけれど、僕は足を突っ張りながら腕だけで這って逃げる。
僕の中に刺さったモノは一瞬抜けそうになったけれど、男がぼくに圧し掛かってきた重み
で再び奥へと進む。
痛い!痛い!裂けちゃうよ!
僕、マジで死にそう!

「ケツの力抜いて、奥まで飲み込むんだ」
ズズズッと音がしたんじゃないかと思うほど、強引に男のちんちんが入ってきた。
引き攣れて裂けそうな腸壁を擦りながら、僕のすべてをめちゃめちゃに壊してしまうほど
の勢いで奥を目指す。
激痛に息もつけない僕は、カリ高のちんちんがある一点を突き上げた衝撃に身震いした。
ああ・・そこ、さっきの場所!
さっきの、指で弄られてイっちゃったヘンなトコロ!
そんな・・・!
「ダメ!そこ、ヤだぁ!」
気持ちイイところを刺激されてますます締まりの良くなったお尻に、男が気が付いたよう
だった。
「Gスポットってわけか。指でされるより、もっと気持ちよくしてやるよ」
腰の動きが、単なる前進から回転運動に変わった。
「ぎぃ・・っ!い!ひぃ!んぅ・・ぃい・いいいっ!」
さっきと同じ、いや、それよりももっと激しい!
お尻が、お尻が壊れそうなのに、僕、先走りをいっぱい出してる!
ちんちんもタマもぎゅうんと固くなって、床に擦れてる乳首もしこってて、ああ、爆発し
そう!

無意識に逃げようともがく僕の髪を鷲掴みにし、男が動きを封じる。
逃げ場を失った僕は尻を左右に振りながら泣き叫び、白いモノの混じった先走りで下半身
をズルズルに濡らす。
僕を陵辱する言葉が絶えず浴びせられていたようだけど、僕はいつしか射精を待ちわびて
床に自分のちんちんを擦り付けていた。

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